浦和競馬ダート1400m攻略|先行馬と雨の日の逃げ馬を狙うコース
浦和競馬場のダート1400mは、浦和で最もレース数が多いコースです。2023年10月から2026年10月までの全916レース、のべ9,712頭の成績を集計しました。
結論:前に行ける馬が有利。先行馬に妙味あり
逃げ馬の勝率は27.6%、複勝率57.8%。先行馬も勝率14.9%と高く、単勝回収率は120%に達しています。逃げ馬ほど人気になりにくい「2〜4番手で運べる馬」に妙味があるコースです。
| 脚質 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 逃げ | 989 | 27.6% | 57.8% |
| 先行 | 2,539 | 14.9% | 40.0% |
| 差し | 3,240 | 6.0% | 24.5% |
| 追込 | 2,944 | 2.4% | 12.5% |
雨で馬場が渋ると逃げ馬がさらに強い
逃げ馬の勝率は、良で23.8%、稍重で33.3%、重で28.2%、不良で39.2%。馬場が悪いほど逃げ馬が残ります。勝ちタイムも良の1分30秒5から不良の1分29秒6へと、渋るほど速くなっています。
枠順:3・4枠が好成績
3枠は勝率10.7%・単勝回収率113%、4枠は複勝率31.5%と、中ほどの内寄りの枠が良い成績です。1枠は勝率8.3%とやや低めでした。
1番人気は信頼しすぎない
1番人気の勝率は37.2%、複勝率67.4%で、南関の主要コースの中では低めです。単勝回収率も69%にとどまります。人気馬を過信せず、前に行けそうな中穴馬を探したいコースです。
浦和1400mの狙い方
1. 逃げ馬に加えて、2〜4番手で運べる先行馬を重く見る。
2. 重・不良馬場では逃げ馬の評価をさらに上げる。
3. 1番人気は過信せず、相手に前へ行ける中穴馬を入れる。
馬場状態別のデータ(良・稍重・重・不良)
平均勝ち時計は良馬場の1:30.4がいちばん遅く、不良では1:29.4と1.0秒速くなります。馬場が渋るほど時計が出やすいコースです。逃げ馬の勝率は良の23.8%に対し、不良では39.2%まで上がります。馬場が渋った日は逃げ馬をより重く見たいところです。
表の「逃げ」〜「上がり最速」はそれぞれの勝率です。
| 馬場 | R数 | 平均 勝ち時計 | 逃げ | 先行 | 差し | 1番 人気 | 上がり 最速 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 521 | 1:30.4 | 23.8% | 15.8% | 6.5% | 36.8% | 37.8% |
| 稍重 | 187 | 1:30.3 | 33.3% | 13.6% | 6.2% | 38.5% | 43.6% |
| 重 | 144 | 1:29.6 | 28.2% | 14.6% | 5.7% | 37.5% | 47.8% |
| 不良 | 64 | 1:29.4 | 39.2% | 11.7% | 2.7% | 36.5% | 50.7% |
クラス別の平均勝ち時計(馬場状態ごと)
同じ馬場でも、クラスが上がるほど時計は速くなります。持ち時計を比べるときは、同じクラス・同じ馬場の数字を物差しにしてください。いちばんレース数の多いC2で見ると、重・不良は良馬場より平均0.9秒速く決着しています。
| クラス | 良 | 稍重 | 重 | 不良 |
|---|---|---|---|---|
| 重賞・OP | 1:27.929R | 1:27.87R | 1:25.97R | 1:25.43R |
| B1 | 1:28.210R | — | — | — |
| B2 | 1:28.620R | 1:28.56R | 1:28.63R | 1:27.13R |
| B3 | 1:29.027R | 1:29.013R | 1:28.39R | — |
| C1 | 1:29.459R | 1:29.520R | 1:28.721R | 1:28.64R |
| C2 | 1:30.4117R | 1:30.239R | 1:29.533R | 1:29.513R |
| C3 | 1:31.691R | 1:31.534R | 1:30.828R | 1:30.812R |
| 3歳戦 | 1:30.999R | 1:30.945R | 1:30.628R | 1:29.922R |
| 2歳戦 | 1:31.765R | 1:30.620R | 1:30.113R | 1:29.94R |
1着馬の走破タイムの平均です。小さい数字はレース数。薄い数字はレース数が20未満の目安、「—」は3レース未満です。10レース未満のクラスは載せていません。
血統:このコースで勝っている種牡馬
このコースでいちばん勝っている種牡馬はダノンレジェンド(33勝)。勝率も19.1%で、上位5頭の中でいちばん高い数字です。
| 父(種牡馬) | 出走 | 勝利 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ダノンレジェンド | 173 | 33 | 19.1% | 39.3% |
| アジアエクスプレス | 151 | 24 | 15.9% | 38.4% |
| ホッコータルマエ | 239 | 24 | 10.0% | 33.9% |
| パイロ | 145 | 20 | 13.8% | 31.7% |
| アメリカンペイトリオット | 147 | 20 | 13.6% | 26.5% |
- 良馬場で勝率が高い父:ダノンレジェンド(勝率28.3%)、モズアスコット(勝率25.0%)、ニューイヤーズデイ(勝率23.1%)
- 重・不良で勝率が高い父:リオンディーズ(勝率23.1%)、アジアエクスプレス(勝率18.9%)、パイロ(勝率15.6%)
- 勝利数が多い母の父:ゴールドアリュール(38勝)、クロフネ(34勝)、キングカメハメハ(32勝)、サウスヴィグラス(23勝)、エンパイアメーカー(21勝)
父の表は出走30回以上、馬場別は出走20回以上の種牡馬が対象です。馬場別は出走数が少ないため参考程度に見てください。
配当の傾向:荒れやすい
馬連の配当の中央値は1,260円(南関全体1,080円)、3連単は14,505円(全体12,350円)。南関の平均より配当が高く、人気薄が絡みやすいコースです。3連単が万馬券になったレースは59.3%(全体55.5%)です。
の3連単
券種別の配当
| 券種 | 中央値 | 1万円 以上 | 1000円 未満 |
|---|---|---|---|
| 馬連 | 1,260円 | 8.4% | 42.2% |
| 馬単 | 2,345円 | 15.4% | 25.1% |
| ワイド | 560円 | 1.0% | 68.4% |
| 3連複 | 2,885円 | 21.5% | 21.8% |
| 3連単 | 14,505円 | 59.3% | 2.0% |
| 馬連(南関全体) | 1,080円 | 6.8% | 47.6% |
中央値は配当を安い順に並べたときの真ん中の金額で、ふだんの配当の目安になります(平均は一部の高配当に引っぱられて高く出ます)。「1万円以上」は配当が100円につき1万円以上になったレースの割合です。
人気馬を買い続けた場合
毎レース、人気どおりの組み合わせを100円ずつ買ったときの成績です。
| 買い方 | 的中率 | 回収率 | 南関 全体 |
|---|---|---|---|
| 単勝 1番人気 | 37.1% | 69% | 80% |
| 複勝 1番人気 | 66.4% | 80% | 88% |
| 馬連 1-2番人気 | 19.3% | 70% | 78% |
| ワイド 1-2番人気 | 37.1% | 72% | 79% |
| 3連複 1-2-3番人気 | 11.9% | 68% | 76% |
| 3連単 1→2→3番人気 | 2.7% | 42% | 67% |
勝ち馬の人気
916レースの払戻金(南関競馬公式サイト)を集計。人気馬をそのまま買い続けた場合、いちばん回収率が高かったのは「複勝 1番人気」の80%でした。人気どおりに買うだけでは、どの券種もプラスにはなりません。
前走からの変化:距離・間隔・前走着順
前走と同じ距離の馬は勝率9.4%、距離延長は7.8%、距離短縮は8.7%。このコースの経験がある同距離組が有利です。レース間隔では「中5〜8週」の勝率が10.7%でいちばん高く、「中1週以内」は6.5%にとどまります。前走が別の南関の競馬場だった馬の勝率は7.7%(同じ競馬場からは9.7%)で、場替わりの馬はやや苦戦しています。
前走からの距離
| 距離 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 同距離 | 4,177 | 9.4% | 27.6% | 87% |
| 延長 | 1,679 | 7.8% | 24.9% | 77% |
| 短縮 | 2,803 | 8.7% | 27.8% | 81% |
レース間隔
| 間隔 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 中1週以内 | 1,407 | 6.5% | 23.9% | 70% |
| 中2〜4週 | 4,987 | 8.9% | 27.2% | 95% |
| 中5〜8週 | 1,233 | 10.7% | 28.7% | 66% |
| 9週以上(休み明け) | 1,032 | 9.5% | 29.5% | 66% |
前走の着順
| 前走 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 前走1着 | 756 | 22.4% | 48.0% | 79% |
| 前走2〜3着 | 1,591 | 13.8% | 38.8% | 77% |
| 前走4〜5着 | 1,651 | 9.9% | 31.1% | 89% |
| 前走6着以下 | 4,661 | 4.6% | 18.4% | 84% |
前走の競馬場
| 前走 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 同じ競馬場 | 5,023 | 9.7% | 28.4% | 73% |
| 他の南関から | 3,636 | 7.7% | 25.4% | 97% |
前走は2023年10月以降の南関4場のレースが対象です。中央や他地区からの転入初戦、データ期間より前の前走は含みません。※は出走100未満で参考程度の数字です。
馬体重・斤量・性別・年齢
馬体重では500kg以上の勝率が12.8%でいちばん高く、439kg以下は7.3%です。大型馬が力を発揮しやすいコースです。馬体重の増減では「-10kg以上減」がいちばん勝っています(勝率10.6%)。+10kg以上の大幅増でも勝率9.7%あり、成長分と見てよいケースが多いようです。
性別では牡・センの勝率10.5%に対し、牝馬は8.5%。年齢別では2歳がいちばん勝率が高く11.9%です。
馬体重
| 馬体重 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 439kg以下 | 2,031 | 7.3% | 24.6% | 91% |
| 440〜469kg | 3,192 | 8.2% | 27.0% | 83% |
| 470〜499kg | 3,032 | 10.7% | 30.6% | 78% |
| 500kg以上 | 1,441 | 12.8% | 31.7% | 93% |
馬体重の増減(前走比)
| 増減 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| -10kg以上減 | 479 | 10.6% | 28.4% | 84% |
| -4〜-9kg | 1,821 | 9.5% | 28.5% | 93% |
| ±3kg以内 | 4,235 | 8.9% | 28.4% | 82% |
| +4〜+9kg | 2,075 | 9.4% | 25.9% | 97% |
| +10kg以上増 | 846 | 9.7% | 28.6% | 47% |
斤量
| 斤量 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 54kg未満 | 1,161 | 6.6% | 22.4% | 91% |
| 54〜55.5kg | 5,069 | 9.4% | 28.8% | 75% |
| 56kg以上 | 3,471 | 10.5% | 29.6% | 95% |
斤量は年齢・性別・クラスで決まる部分が大きく、重い斤量ほど上のクラスや実績馬が多くなります。斤量の数字だけで有利不利を判断しないでください。
性別
| 性別 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 牡・セン | 4,555 | 10.5% | 30.7% | 94% |
| 牝 | 5,146 | 8.5% | 26.3% | 76% |
年齢
| 年齢 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 884 | 11.9% | 35.6% | 62% |
| 3歳 | 2,797 | 10.2% | 29.1% | 90% |
| 4歳 | 2,225 | 9.3% | 28.5% | 87% |
| 5歳 | 1,527 | 8.7% | 26.5% | 77% |
| 6歳 | 1,083 | 8.3% | 27.1% | 100% |
| 7歳以上 | 1,185 | 8.3% | 24.2% | 77% |
※は出走100未満で参考程度の数字です。
このコースが得意な騎手・調教師
このコースでいちばん勝っている騎手は笹川翼(102勝・勝率27.5%)、調教師は小久保智(156勝・勝率23.6%)です。
騎手(勝利数トップ5)
| 騎手 | 出走 | 勝利 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 笹川翼 | 371 | 102 | 27.5% | 58.2% | 61% |
| 野畑凌 | 381 | 59 | 15.5% | 36.7% | 69% |
| 福原杏 | 425 | 56 | 13.2% | 34.6% | 72% |
| 森泰斗 | 165 | 44 | 26.7% | 58.8% | 69% |
| 和田譲治 | 222 | 35 | 15.8% | 46.8% | 96% |
調教師(勝利数トップ5)
| 調教師 | 出走 | 勝利 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 小久保智 | 661 | 156 | 23.6% | 51.7% | 82% |
| 繁田健一 | 297 | 69 | 23.2% | 53.2% | 96% |
| 水野貴史 | 404 | 57 | 14.1% | 37.1% | 70% |
| 宇野木博徳 | 448 | 54 | 12.1% | 35.5% | 84% |
| 平山真希 | 401 | 45 | 11.2% | 32.7% | 76% |
- 単勝回収率が100%を超える騎手:新原周馬(90回・7勝・回収率346%)、澤田龍哉(113回・13勝・回収率297%)、赤津和希(142回・7勝・回収率216%)
- 単勝回収率が100%を超える調教師:横山保(186回・16勝・回収率296%)、海馬澤司(181回・16勝・回収率211%)、山田質(56回・7勝・回収率162%)
騎手は騎乗50回以上、調教師は出走40回以上、回収率は5勝以上が対象です。回収率は大きな配当1回で跳ね上がるので、勝率・複勝率とあわせて見てください。騎手・調教師の全体の成績は騎手・調教師名鑑にあります。
季節別の傾向
重・不良馬場になりやすいのは夏で、レースの35%が重・不良でした。秋は13%にとどまります。良馬場どうしで比べても、夏の1:29.4に対して冬は1:31.1と1.7秒かかります。季節によって砂の状態が変わるので、時計の比較は同じ季節どうしで行うのがおすすめです。逃げ馬の勝率は夏が30.5%でいちばん高く、冬は20.0%です。
| 季節 | R数 | 良馬場 の割合 | 重・不良 の割合 | 良馬場の 平均勝ち時計 | 逃げ 勝率 | 1番人気 勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 春(3〜5月) | 234 | 48% | 23% | 1:30.2 | 30.3% | 35.0% |
| 夏(6〜8月) | 208 | 46% | 35% | 1:29.4 | 30.5% | 32.2% |
| 秋(9〜11月) | 248 | 66% | 13% | 1:30.5 | 28.9% | 40.7% |
| 冬(12〜2月) | 226 | 66% | 22% | 1:31.1 | 20.0% | 40.3% |
平均勝ち時計は良馬場のレースだけで計算しています(全クラス込み)。逃げは1コーナーを先頭で通過した馬です。
よくある質問
- 浦和1400mは先行有利ですか?
- 逃げ馬の勝率27.6%、先行馬14.9%で前に行ける馬が有利です。先行馬の単勝回収率は120%あります。
- 雨の日の浦和1400mは?
- 不良馬場では逃げ馬の勝率が39.2%まで上がり、勝ちタイムも速くなります。
- 浦和1400mの勝ちタイムの目安は?
- 良馬場の勝ちタイムの中央値は1分30秒5です(全クラス込み)。
集計対象:2023年10月9日〜2026年10月13日の浦和競馬ダート1400m 全916レース(出走取消・除外を除く9,712頭)。脚質は1コーナーの通過順位で判定しており、レース後に決まる数値です。予想に使うときは、近走の位置取りから前に行けそうな馬を見つけることが前提になります。



