川崎競馬ダート1400m攻略|内枠と上がり最速の馬が強いコースをデータで解説
川崎競馬のダート1400mについて、2023年10月から2026年10月までの全951レース、のべ9,832頭の成績を集計しました。川崎で最もレース数の多いコースです。
結論:内枠で、最後に一番速い脚を使える馬
上がり3ハロン最速の馬の勝率は51.6%、複勝率81.3%。最速馬が勝ったレースは全体の57.8%にのぼり、南関4場の主要コースの中でもトップクラスの数字です。
加えて、1〜4枠の複勝率が32〜35%なのに対し、5〜8枠は25〜29%。内枠の有利もはっきりしています。
| 脚質 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 逃げ | 1,137 | 28.6% | 58.7% |
| 先行 | 2,553 | 13.6% | 40.0% |
| 差し | 3,259 | 6.3% | 25.0% |
| 追込 | 2,883 | 2.6% | 12.3% |
脚質:逃げ馬の勝率は28.6%
逃げ馬の勝率は28.6%、複勝率58.7%。重馬場では逃げ馬の勝率が33.2%まで上がります。前に行けて、最後も脚が鈍らない馬が理想です。
人気別の成績
1番人気の勝率は45.5%、複勝率76.1%と安定しています。3枠は勝率13.3%・単勝回収率106%と、内寄りの枠の中でも特に好成績でした。
川崎1400mの狙い方
1. 1〜4枠の馬を重く見て、5〜8枠は少し割り引く。
2. 近走で上がり上位を出している先行馬を最優先にする。
3. 重馬場では逃げ馬の評価をさらに上げる。
馬場状態別のデータ(良・稍重・重・不良)
平均勝ち時計は良馬場の1:32.8がいちばん速く、重では1:33.4と0.6秒かかります。逃げ馬の勝率は良の27.1%に対し、重では33.2%まで上がります。馬場が渋った日は逃げ馬をより重く見たいところです。
表の「逃げ」〜「上がり最速」はそれぞれの勝率です。
| 馬場 | R数 | 平均 勝ち時計 | 逃げ | 先行 | 差し | 1番 人気 | 上がり 最速 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 447 | 1:32.8 | 27.1% | 13.2% | 7.0% | 46.0% | 48.4% |
| 稍重 | 238 | 1:32.9 | 28.5% | 13.7% | 6.5% | 46.6% | 55.4% |
| 重 | 202 | 1:33.4 | 33.2% | 13.0% | 4.9% | 47.5% | 53.7% |
| 不良 | 64 | 1:32.9 | 25.7% | 17.8% | 4.5% | 31.2% | 52.1% |
クラス別の平均勝ち時計(馬場状態ごと)
同じ馬場でも、クラスが上がるほど時計は速くなります。持ち時計を比べるときは、同じクラス・同じ馬場の数字を物差しにしてください。いちばんレース数の多いC2で見ると、重・不良は良馬場より平均0.6秒遅く決着しています。
| クラス | 良 | 稍重 | 重 | 不良 |
|---|---|---|---|---|
| B3 | 1:30.410R | 1:31.69R | 1:31.15R | — |
| C1 | 1:31.663R | 1:31.729R | 1:32.123R | 1:32.115R |
| C2 | 1:32.3117R | 1:32.572R | 1:32.941R | 1:32.713R |
| C3 | 1:33.384R | 1:33.545R | 1:33.630R | 1:33.713R |
| 3歳戦 | 1:33.586R | 1:33.450R | 1:33.763R | 1:32.911R |
| 2歳戦 | 1:34.078R | 1:34.030R | 1:34.439R | 1:34.78R |
1着馬の走破タイムの平均です。小さい数字はレース数。薄い数字はレース数が20未満の目安、「—」は3レース未満です。10レース未満のクラスは載せていません。
血統:このコースで勝っている種牡馬
このコースでいちばん勝っている種牡馬はコパノリッキー(28勝)。上位5頭の中で勝率が高いのはパイロの14.1%です。
| 父(種牡馬) | 出走 | 勝利 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| コパノリッキー | 205 | 28 | 13.7% | 40.5% |
| パイロ | 184 | 26 | 14.1% | 34.8% |
| ホッコータルマエ | 183 | 25 | 13.7% | 30.6% |
| エスポワールシチー | 173 | 23 | 13.3% | 31.2% |
| ダノンレジェンド | 147 | 18 | 12.2% | 40.1% |
- 良馬場で勝率が高い父:モズアスコット(勝率29.0%)、ドゥラメンテ(勝率23.8%)、ロードカナロア(勝率22.2%)
- 重・不良で勝率が高い父:ニューイヤーズデイ(勝率23.8%)、ホッコータルマエ(勝率19.2%)、デクラレーションオブウォー(勝率18.2%)
- 勝利数が多い母の父:クロフネ(36勝)、サウスヴィグラス(35勝)、キングカメハメハ(31勝)、マンハッタンカフェ(29勝)、ダイワメジャー(26勝)
父の表は出走30回以上、馬場別は出走20回以上の種牡馬が対象です。馬場別は出走数が少ないため参考程度に見てください。
配当の傾向:堅い
馬連の配当の中央値は890円(南関全体1,080円)、3連単は10,850円(全体12,350円)。南関の平均より配当が低く、人気馬どうしで決まりやすいコースです。3連単が万馬券になったレースは52.1%(全体55.5%)です。
の3連単
券種別の配当
| 券種 | 中央値 | 1万円 以上 | 1000円 未満 |
|---|---|---|---|
| 馬連 | 890円 | 6.1% | 52.8% |
| 馬単 | 1,820円 | 13.2% | 33.2% |
| ワイド | 485円 | 1.0% | 73.0% |
| 3連複 | 2,250円 | 18.0% | 27.1% |
| 3連単 | 10,850円 | 52.1% | 2.9% |
| 馬連(南関全体) | 1,080円 | 6.8% | 47.6% |
中央値は配当を安い順に並べたときの真ん中の金額で、ふだんの配当の目安になります(平均は一部の高配当に引っぱられて高く出ます)。「1万円以上」は配当が100円につき1万円以上になったレースの割合です。
人気馬を買い続けた場合
毎レース、人気どおりの組み合わせを100円ずつ買ったときの成績です。
| 買い方 | 的中率 | 回収率 | 南関 全体 |
|---|---|---|---|
| 単勝 1番人気 | 45.4% | 85% | 80% |
| 複勝 1番人気 | 74.7% | 89% | 88% |
| 馬連 1-2番人気 | 24.4% | 83% | 78% |
| ワイド 1-2番人気 | 42.7% | 82% | 79% |
| 3連複 1-2-3番人気 | 13.2% | 68% | 76% |
| 3連単 1→2→3番人気 | 3.9% | 60% | 67% |
勝ち馬の人気
951レースの払戻金(南関競馬公式サイト)を集計。人気馬をそのまま買い続けた場合、いちばん回収率が高かったのは「複勝 1番人気」の89%でした。人気どおりに買うだけでは、どの券種もプラスにはなりません。
前走からの変化:距離・間隔・前走着順
前走と同じ距離の馬は勝率9.7%、距離延長は6.9%、距離短縮は7.8%。このコースの経験がある同距離組が有利です。レース間隔では「9週以上(休み明け)」の勝率が11.9%でいちばん高く、「中1週以内」は6.6%にとどまります。休み明けでも割り引く必要はありません。前走が別の南関の競馬場だった馬の勝率は6.0%(同じ競馬場からは9.9%)で、場替わりの馬はやや苦戦しています。
前走からの距離
| 距離 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 同距離 | 5,590 | 9.7% | 29.2% | 69% |
| 延長 | 1,197 | 6.9% | 22.1% | 62% |
| 短縮 | 1,851 | 7.8% | 25.4% | 67% |
レース間隔
| 間隔 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 中1週以内 | 807 | 6.6% | 23.2% | 66% |
| 中2〜4週 | 6,090 | 8.7% | 27.3% | 67% |
| 中5〜8週 | 903 | 9.9% | 27.9% | 61% |
| 9週以上(休み明け) | 838 | 11.9% | 31.4% | 81% |
前走の着順
| 前走 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 前走1着 | 646 | 27.6% | 50.3% | 78% |
| 前走2〜3着 | 1,689 | 16.0% | 42.6% | 78% |
| 前走4〜5着 | 1,777 | 8.0% | 29.8% | 75% |
| 前走6着以下 | 4,526 | 4.0% | 17.5% | 59% |
前走の競馬場
| 前走 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 同じ競馬場 | 6,394 | 9.9% | 29.6% | 74% |
| 他の南関から | 2,244 | 6.0% | 21.1% | 48% |
前走は2023年10月以降の南関4場のレースが対象です。中央や他地区からの転入初戦、データ期間より前の前走は含みません。※は出走100未満で参考程度の数字です。
馬体重・斤量・性別・年齢
馬体重では500kg以上の勝率が13.4%でいちばん高く、439kg以下は6.1%です。大型馬が力を発揮しやすいコースです。馬体重の増減では「+10kg以上増」がいちばん勝っています(勝率10.7%)。+10kg以上の大幅増でも勝率10.7%あり、成長分と見てよいケースが多いようです。
性別では牡・センの勝率12.2%に対し、牝馬は7.7%。年齢別では2歳がいちばん勝率が高く12.6%です。
馬体重
| 馬体重 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 439kg以下 | 2,455 | 6.1% | 23.0% | 69% |
| 440〜469kg | 3,536 | 8.9% | 28.9% | 58% |
| 470〜499kg | 2,687 | 12.4% | 32.6% | 68% |
| 500kg以上 | 1,131 | 13.4% | 34.5% | 82% |
馬体重の増減(前走比)
| 増減 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| -10kg以上減 | 448 | 10.0% | 24.1% | 49% |
| -4〜-9kg | 1,889 | 9.8% | 29.8% | 73% |
| ±3kg以内 | 4,659 | 9.1% | 28.3% | 67% |
| +4〜+9kg | 1,776 | 9.3% | 27.8% | 68% |
| +10kg以上増 | 605 | 10.7% | 28.4% | 58% |
斤量
| 斤量 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 54kg未満 | 1,235 | 6.2% | 22.3% | 66% |
| 54〜55.5kg | 5,417 | 9.1% | 28.4% | 64% |
| 56kg以上 | 3,167 | 12.1% | 32.7% | 71% |
斤量は年齢・性別・クラスで決まる部分が大きく、重い斤量ほど上のクラスや実績馬が多くなります。斤量の数字だけで有利不利を判断しないでください。
性別
| 性別 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 牡・セン | 4,291 | 12.2% | 33.9% | 72% |
| 牝 | 5,528 | 7.7% | 25.3% | 62% |
年齢
| 年齢 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 1,253 | 12.6% | 37.8% | 57% |
| 3歳 | 2,823 | 10.1% | 30.0% | 61% |
| 4歳 | 2,638 | 10.7% | 29.3% | 76% |
| 5歳 | 1,478 | 6.8% | 23.4% | 73% |
| 6歳 | 843 | 7.1% | 24.6% | 62% |
| 7歳以上 | 784 | 8.3% | 26.3% | 62% |
※は出走100未満で参考程度の数字です。
このコースが得意な騎手・調教師
このコースでいちばん勝っている騎手は野畑凌(119勝・勝率22.1%)、調教師は高月賢一(122勝・勝率23.0%)です。
騎手(勝利数トップ5)
| 騎手 | 出走 | 勝利 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 野畑凌 | 538 | 119 | 22.1% | 51.1% | 75% |
| 矢野貴之 | 365 | 78 | 21.4% | 51.8% | 70% |
| 笹川翼 | 348 | 73 | 21.0% | 52.0% | 68% |
| 山崎誠士 | 340 | 67 | 19.7% | 47.9% | 79% |
| 町田直希 | 491 | 65 | 13.2% | 39.7% | 82% |
調教師(勝利数トップ5)
| 調教師 | 出走 | 勝利 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 高月賢一 | 530 | 122 | 23.0% | 46.4% | 84% |
| 鈴木義久 | 393 | 59 | 15.0% | 37.9% | 90% |
| 山崎裕也 | 431 | 55 | 12.8% | 36.7% | 57% |
| 山崎尋美 | 538 | 51 | 9.5% | 30.7% | 66% |
| 佐々木仁 | 371 | 47 | 12.7% | 34.2% | 55% |
- 単勝回収率が100%を超える騎手:岡村裕基(256回・11勝・回収率155%)、神尾香澄(208回・14勝・回収率150%)、藤江渉(437回・20勝・回収率131%)
- 単勝回収率が100%を超える調教師:山田正実(157回・12勝・回収率231%)、新井清重(44回・12勝・回収率153%)、秋山直之(65回・18勝・回収率138%)
騎手は騎乗50回以上、調教師は出走40回以上、回収率は5勝以上が対象です。回収率は大きな配当1回で跳ね上がるので、勝率・複勝率とあわせて見てください。騎手・調教師の全体の成績は騎手・調教師名鑑にあります。
季節別の傾向
重・不良馬場になりやすいのは春で、レースの46%が重・不良でした。冬は6%にとどまります。良馬場どうしで比べても、春の1:32.5に対して冬は1:33.2と0.7秒かかります。季節によって砂の状態が変わるので、時計の比較は同じ季節どうしで行うのがおすすめです。逃げ馬の勝率は夏が33.6%でいちばん高く、冬は25.4%です。
| 季節 | R数 | 良馬場 の割合 | 重・不良 の割合 | 良馬場の 平均勝ち時計 | 逃げ 勝率 | 1番人気 勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 春(3〜5月) | 226 | 15% | 46% | 1:32.5 | 27.4% | 44.7% |
| 夏(6〜8月) | 284 | 64% | 20% | 1:32.7 | 33.6% | 44.5% |
| 秋(9〜11月) | 226 | 40% | 41% | 1:32.8 | 26.2% | 45.1% |
| 冬(12〜2月) | 215 | 65% | 6% | 1:33.2 | 25.4% | 47.9% |
平均勝ち時計は良馬場のレースだけで計算しています(全クラス込み)。逃げは1コーナーを先頭で通過した馬です。
よくある質問
- 川崎1400mは内枠有利ですか?
- はい。1〜4枠の複勝率は32〜35%、5〜8枠は25〜29%で、内枠が有利です。
- 川崎1400mで上がり最速の馬はどれくらい勝ちますか?
- 勝率51.6%、複勝率81.3%です。
- 川崎1400mの勝ちタイムの目安は?
- 良馬場の勝ちタイムの中央値は1分32秒8です(全クラス込み)。
集計対象:2023年10月9日〜2026年10月13日の川崎競馬ダート1400m 全951レース(出走取消・除外を除く9,832頭)。脚質は1コーナーの通過順位で判定しており、レース後に決まる数値です。予想に使うときは、近走の位置取りから前に行けそうな馬を見つけることが前提になります。



