船橋競馬ダート1200m攻略|南関では珍しい外枠有利のコースをデータで解説
船橋競馬のダート1200mについて、2023年10月から2026年10月までの全1,118レース、のべ11,502頭の成績を集計しました。船橋で最もレース数の多いコースで、南関の短距離では珍しい特徴があります。
結論:外枠ほど成績が上がる
枠ごとの複勝率は、1枠の23.8%から8枠の33.5%まで、外になるほどほぼ順に上がっていきます。8枠は勝率10.7%、単勝回収率91%と、全枠で最も良い成績です。
同じ1200mでも大井では枠の差がほとんどなかったので、船橋1200mは「外枠を積極的に狙える」貴重なコースです。
| 脚質 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 逃げ | 1,274 | 26.3% | 53.8% |
| 先行 | 2,927 | 14.7% | 40.8% |
| 差し | 3,836 | 6.9% | 25.4% |
| 追込 | 3,465 | 2.5% | 14.5% |
脚質:逃げ・先行が中心
逃げ馬の勝率は26.3%、複勝率53.8%。先行馬も勝率14.7%と高く、前に行ける馬が有利なのは他の短距離と同じです。外枠から無理なく先行できる馬が理想と言えます。
人気薄はほとんど来ない
10番人気以下の勝率は0.3%、単勝回収率は21%しかありません。大穴狙いには向かないコースです。1番人気は勝率44.7%、複勝率76.8%と安定しています。
馬場が渋っても時計は速くならない
良馬場の勝ちタイム中央値は1分15秒6で、稍重・重・不良のほうがむしろ遅くなっています。雨の日でも時計の速い決着を想定しすぎないほうがいいでしょう。
船橋1200mの狙い方
1. 外枠(6〜8枠)の先行馬を重く見る。
2. 1枠の馬は人気でも少し割り引く。
3. 10番人気以下の大穴は基本的に狙わない。
馬場状態別のデータ(良・稍重・重・不良)
平均勝ち時計は良馬場の1:15.6がいちばん速く、重では1:16.4と0.8秒かかります。脚質の有利不利は、馬場状態が変わっても大きくは変わりません。
表の「逃げ」〜「上がり最速」はそれぞれの勝率です。
| 馬場 | R数 | 平均 勝ち時計 | 逃げ | 先行 | 差し | 1番 人気 | 上がり 最速 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 良 | 661 | 1:15.6 | 26.5% | 14.8% | 7.4% | 45.8% | 38.7% |
| 稍重 | 208 | 1:16.0 | 25.6% | 14.5% | 6.5% | 40.6% | 38.2% |
| 重 | 129 | 1:16.4 | 29.0% | 14.1% | 6.1% | 48.1% | 46.1% |
| 不良 | 120 | 1:15.9 | 23.9% | 14.7% | 6.5% | 41.7% | 40.0% |
クラス別の平均勝ち時計(馬場状態ごと)
同じ馬場でも、クラスが上がるほど時計は速くなります。持ち時計を比べるときは、同じクラス・同じ馬場の数字を物差しにしてください。いちばんレース数の多い3歳戦で見ると、重・不良は良馬場より平均0.5秒遅く決着しています。
| クラス | 良 | 稍重 | 重 | 不良 |
|---|---|---|---|---|
| 重賞・OP | 1:13.77R | — | — | — |
| A2 | 1:13.714R | 1:14.34R | — | — |
| B1 | 1:13.922R | 1:13.710R | 1:14.44R | — |
| B2 | 1:14.136R | 1:14.69R | 1:14.76R | 1:14.58R |
| B3 | 1:14.248R | 1:14.817R | 1:14.97R | 1:14.78R |
| C1 | 1:15.195R | 1:15.525R | 1:15.516R | 1:15.418R |
| C2 | 1:15.6120R | 1:16.239R | 1:16.226R | 1:15.930R |
| C3 | 1:16.586R | 1:17.131R | 1:17.322R | 1:17.014R |
| 3歳戦 | 1:16.3142R | 1:16.559R | 1:17.335R | 1:16.332R |
| 2歳戦 | 1:16.391R | 1:17.112R | 1:16.610R | 1:17.36R |
1着馬の走破タイムの平均です。小さい数字はレース数。薄い数字はレース数が20未満の目安、「—」は3レース未満です。10レース未満のクラスは載せていません。
血統:このコースで勝っている種牡馬
このコースでいちばん勝っている種牡馬はアジアエクスプレス(42勝)。上位5頭の中で勝率が高いのはシニスターミニスターの20.9%です。
| 父(種牡馬) | 出走 | 勝利 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| アジアエクスプレス | 224 | 42 | 18.8% | 38.8% |
| シニスターミニスター | 182 | 38 | 20.9% | 43.4% |
| コパノリッキー | 220 | 30 | 13.6% | 36.4% |
| ホッコータルマエ | 264 | 29 | 11.0% | 39.4% |
| パイロ | 272 | 29 | 10.7% | 30.5% |
- 良馬場で勝率が高い父:ナムラタイタン(勝率28.1%)、デクラレーションオブウォー(勝率27.3%)、キンシャサノキセキ(勝率27.0%)
- 重・不良で勝率が高い父:アジアエクスプレス(勝率29.5%)、ディスクリートキャット(勝率22.2%)、レッドファルクス(勝率22.2%)
- 勝利数が多い母の父:サウスヴィグラス(56勝)、ディープインパクト(41勝)、クロフネ(33勝)、キングカメハメハ(28勝)、フレンチデピュティ(24勝)
父の表は出走30回以上、馬場別は出走20回以上の種牡馬が対象です。馬場別は出走数が少ないため参考程度に見てください。
配当の傾向:堅い
馬連の配当の中央値は900円(南関全体1,080円)、3連単は9,880円(全体12,350円)。南関の平均より配当が低く、人気馬どうしで決まりやすいコースです。3連単が万馬券になったレースは49.3%(全体55.5%)です。
の3連単
券種別の配当
| 券種 | 中央値 | 1万円 以上 | 1000円 未満 |
|---|---|---|---|
| 馬連 | 900円 | 4.8% | 53.0% |
| 馬単 | 1,710円 | 11.9% | 33.0% |
| ワイド | 470円 | 0.7% | 74.9% |
| 3連複 | 1,970円 | 14.6% | 26.8% |
| 3連単 | 9,880円 | 49.3% | 3.2% |
| 馬連(南関全体) | 1,080円 | 6.8% | 47.6% |
中央値は配当を安い順に並べたときの真ん中の金額で、ふだんの配当の目安になります(平均は一部の高配当に引っぱられて高く出ます)。「1万円以上」は配当が100円につき1万円以上になったレースの割合です。
人気馬を買い続けた場合
毎レース、人気どおりの組み合わせを100円ずつ買ったときの成績です。
| 買い方 | 的中率 | 回収率 | 南関 全体 |
|---|---|---|---|
| 単勝 1番人気 | 44.5% | 78% | 80% |
| 複勝 1番人気 | 76.0% | 89% | 88% |
| 馬連 1-2番人気 | 23.1% | 76% | 78% |
| ワイド 1-2番人気 | 41.9% | 77% | 79% |
| 3連複 1-2-3番人気 | 13.1% | 69% | 76% |
| 3連単 1→2→3番人気 | 3.7% | 51% | 67% |
勝ち馬の人気
1,118レースの払戻金(南関競馬公式サイト)を集計。人気馬をそのまま買い続けた場合、いちばん回収率が高かったのは「複勝 1番人気」の89%でした。人気どおりに買うだけでは、どの券種もプラスにはなりません。
前走からの変化:距離・間隔・前走着順
前走と同じ距離の馬は勝率10.5%、距離延長は7.2%、距離短縮は6.1%。このコースの経験がある同距離組が有利です。レース間隔では「中5〜8週」の勝率が11.1%でいちばん高く、「中1週以内」は3.6%にとどまります。前走が別の南関の競馬場だった馬の勝率は4.9%(同じ競馬場からは10.4%)で、場替わりの馬はやや苦戦しています。
前走からの距離
| 距離 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 同距離 | 6,815 | 10.5% | 31.3% | 69% |
| 延長 | 1,041 | 7.2% | 25.4% | 55% |
| 短縮 | 2,698 | 6.1% | 21.3% | 67% |
レース間隔
| 間隔 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 中1週以内 | 1,098 | 3.6% | 18.4% | 37% |
| 中2〜4週 | 6,858 | 9.2% | 28.9% | 66% |
| 中5〜8週 | 1,364 | 11.1% | 31.4% | 76% |
| 9週以上(休み明け) | 1,234 | 10.8% | 29.6% | 93% |
前走の着順
| 前走 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 前走1着 | 1,023 | 23.9% | 53.7% | 68% |
| 前走2〜3着 | 2,197 | 15.5% | 43.1% | 90% |
| 前走4〜5着 | 2,087 | 7.8% | 28.1% | 62% |
| 前走6着以下 | 5,247 | 4.0% | 17.0% | 60% |
前走の競馬場
| 前走 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 同じ競馬場 | 7,919 | 10.4% | 30.9% | 71% |
| 他の南関から | 2,635 | 4.9% | 20.0% | 56% |
前走は2023年10月以降の南関4場のレースが対象です。中央や他地区からの転入初戦、データ期間より前の前走は含みません。※は出走100未満で参考程度の数字です。
馬体重・斤量・性別・年齢
馬体重では500kg以上の勝率が13.2%でいちばん高く、439kg以下は5.6%です。大型馬が力を発揮しやすいコースです。馬体重の増減では「+10kg以上増」がいちばん勝っています(勝率11.2%)。+10kg以上の大幅増でも勝率11.2%あり、成長分と見てよいケースが多いようです。
性別では牡・センの勝率11.7%に対し、牝馬は7.5%。年齢別では2歳がいちばん勝率が高く12.0%です。
馬体重
| 馬体重 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 439kg以下 | 1,919 | 5.6% | 20.7% | 55% |
| 440〜469kg | 3,606 | 8.1% | 26.4% | 74% |
| 470〜499kg | 3,735 | 11.4% | 33.0% | 70% |
| 500kg以上 | 2,218 | 13.2% | 34.8% | 63% |
馬体重の増減(前走比)
| 増減 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| -10kg以上減 | 602 | 8.8% | 29.2% | 53% |
| -4〜-9kg | 2,190 | 9.2% | 28.0% | 65% |
| ±3kg以内 | 5,428 | 9.7% | 29.1% | 73% |
| +4〜+9kg | 2,229 | 9.2% | 28.9% | 62% |
| +10kg以上増 | 842 | 11.2% | 30.6% | 66% |
斤量
| 斤量 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 54kg未満 | 1,253 | 5.9% | 20.7% | 64% |
| 54〜55.5kg | 5,367 | 8.9% | 28.1% | 69% |
| 56kg以上 | 4,874 | 11.6% | 32.6% | 66% |
斤量は年齢・性別・クラスで決まる部分が大きく、重い斤量ほど上のクラスや実績馬が多くなります。斤量の数字だけで有利不利を判断しないでください。
性別
| 性別 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 牡・セン | 6,088 | 11.7% | 32.9% | 69% |
| 牝 | 5,406 | 7.5% | 25.0% | 65% |
年齢
| 年齢 | 出走 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|
| 2歳 | 992 | 12.0% | 36.0% | 71% |
| 3歳 | 3,484 | 10.1% | 29.4% | 63% |
| 4歳 | 3,009 | 9.7% | 28.0% | 64% |
| 5歳 | 1,789 | 9.5% | 29.6% | 87% |
| 6歳 | 1,146 | 9.2% | 29.3% | 67% |
| 7歳以上 | 1,074 | 7.6% | 24.7% | 54% |
※は出走100未満で参考程度の数字です。
このコースが得意な騎手・調教師
このコースでいちばん勝っている騎手は本田正重(132勝・勝率23.8%)、調教師は川島正一(136勝・勝率23.7%)です。
騎手(勝利数トップ5)
| 騎手 | 出走 | 勝利 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 本田正重 | 555 | 132 | 23.8% | 51.9% | 80% |
| 笹川翼 | 374 | 77 | 20.6% | 53.2% | 71% |
| 矢野貴之 | 367 | 63 | 17.2% | 49.6% | 73% |
| 張田昂 | 345 | 61 | 17.7% | 43.2% | 68% |
| 山中悠希 | 553 | 53 | 9.6% | 29.1% | 50% |
調教師(勝利数トップ5)
| 調教師 | 出走 | 勝利 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 川島正一 | 575 | 136 | 23.7% | 50.6% | 97% |
| 新井清重 | 691 | 136 | 19.7% | 45.2% | 100% |
| 山田信大 | 372 | 67 | 18.0% | 44.1% | 67% |
| 山下貴之 | 342 | 63 | 18.4% | 46.8% | 133% |
| 稲益貴弘 | 264 | 60 | 22.7% | 45.1% | 75% |
- 単勝回収率が100%を超える騎手:秋元耕成(136回・6勝・回収率174%)、西啓太(148回・13勝・回収率168%)、石崎駿(92回・11勝・回収率161%)
- 単勝回収率が100%を超える調教師:小久保智(92回・7勝・回収率144%)、山下貴之(342回・63勝・回収率133%)、岩崎真樹(249回・23勝・回収率110%)
騎手は騎乗50回以上、調教師は出走40回以上、回収率は5勝以上が対象です。回収率は大きな配当1回で跳ね上がるので、勝率・複勝率とあわせて見てください。騎手・調教師の全体の成績は騎手・調教師名鑑にあります。
季節別の傾向
重・不良馬場になりやすいのは春で、レースの38%が重・不良でした。冬は6%にとどまります。良馬場どうしで比べても、夏の1:15.4に対して春は1:16.0と0.6秒かかります。季節によって砂の状態が変わるので、時計の比較は同じ季節どうしで行うのがおすすめです。逃げ馬の勝率は秋が29.4%でいちばん高く、夏は24.3%です。
| 季節 | R数 | 良馬場 の割合 | 重・不良 の割合 | 良馬場の 平均勝ち時計 | 逃げ 勝率 | 1番人気 勝率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 春(3〜5月) | 295 | 30% | 38% | 1:16.0 | 27.4% | 47.5% |
| 夏(6〜8月) | 331 | 65% | 24% | 1:15.4 | 24.3% | 42.7% |
| 秋(9〜11月) | 228 | 57% | 18% | 1:15.4 | 29.4% | 44.9% |
| 冬(12〜2月) | 264 | 87% | 6% | 1:15.7 | 25.2% | 43.7% |
平均勝ち時計は良馬場のレースだけで計算しています(全クラス込み)。逃げは1コーナーを先頭で通過した馬です。
よくある質問
- 船橋1200mは外枠有利ですか?
- はい。8枠の複勝率は33.5%、1枠は23.8%で、外になるほど成績が上がる傾向があります。
- 船橋1200mで穴馬は来ますか?
- 10番人気以下の勝率は0.3%で、大穴はほとんど来ません。
- 船橋1200mの勝ちタイムの目安は?
- 良馬場の勝ちタイムの中央値は1分15秒6です(全クラス込み)。
集計対象:2023年10月9日〜2026年10月13日の船橋競馬ダート1200m 全1,118レース(出走取消・除外を除く11,502頭)。脚質は1コーナーの通過順位で判定しており、レース後に決まる数値です。予想に使うときは、近走の位置取りから前に行けそうな馬を見つけることが前提になります。



